39歳フリーターが投資を始めて5年が経った

俺が投資を始めたのは2018年だったので昨年で投資を開始してから5年が経った。2022年末時点で総資産538万円。43歳独身男性としては少ないと思うが、30代を無職として過ごした俺からすれば十分に積み上げた金額だと思う。

過去5年の投資と収入と総資産額をざっくり振り返ってみる。

2018年が39歳で投資家デビューである。

この年は前年が仮想通貨バブルであり、仮想通貨をやらなければならないという世間のビッグウェーブは子供部屋にもビンビンに届いていた。

俺も乗るしかないこのビッグウェーブにということでbitFlyerで口座を開いて仮想通貨に35万円を突っ込んだ後に、コインチェック事件。それでも撤退できずにZaifで口座を開いて仮想通貨積立（笑）をしたが、浮かび上がることはこの年なかった。（クソ寒いので言いたくはないが出川組である。）

気を取り直してつみたてNISAを始めたものの、米中貿易摩擦でS＆P500も低迷。仮想通貨で損をしてつみたてNISAで損をするという奇跡的なデビューを果たした。

この年の年収は208万円。郵便局で短期アルバイトを繰り返していたが、後半からはフルタイムに転向した。2013年に前職を辞めたので5年ぶりのフルタイム勤務だったので辛かったな。

年末の総資産はつみたてNISAと仮想通貨合わせて40万ぐらいだったと思う。

2019年40歳の年。

この年はつみたてNISAに満額40万円投資した以外にも楽天ポイント狙いで多くの銘柄に投資した。前年とは異なり相場も良かったので資産は右肩上がりに増えた。

郵便局のバイト代は手取りが平均17.8万円。半期のボーナスがそれぞれ10万円切るぐらいだった。家に入れるお金が5万円だったので、経費以外はだいたい投資した。

年間の郵便局の収入は次の記事を参照。

郵便局のバイトは1年してみた結果、何のスキルも見につかず時給は10円アップで悲しくなったので転職活動をして辞めた。

年収は280万円。年末総資産は180万円まで増えた。

2020年41歳。

正社員前提の契約社員にジョブチェンジ。

この年はコロナ元年。ＷＨＯのテドロスがアホなことを言っていて世界がコロナを舐めていたが、俺はこれは絶対にヤバい奴だと思いキャッシングをして日経ベア4.3倍などにぶっ込んだ。

相場というのはとんでもなく美味しい時期があるみたいで、それがこの年だったと思う。ベアで儲けたあとは日経が下がってくると日銀砲が助けてくれるので、下がったら買ってみたいな取引で十分に収益を上げることが出来た。

次はいつかわからないけど、中国の台湾進攻だったりするのかね。

その結果この年にの投資実現益は税抜きで160万円ぐらいだった。

ここで収益を上げたことが翌年からの資産の低迷につながる……。

年収は400万円。総資産は464万円。

2021年42歳。

前年にNIOが吹き上げてNIOにかけて2億り人なんて人も居たりでミーム株が流行っていた。

しかし、ブームは続かず大やけどした。日経ブルのスイング取引で得た利益を全部吐き出し、投資実現益はプラスマイナスゼロ。

株をちょこちょこ取引きするのは向かないと気づき引退。前年に引き続きFRBの金融緩和などで続き相場は堅調だった。

そこで調子に乗って資産のほとんどをレバナスに突っ込む愚挙を犯してしまう。

正社員にクラスチェンジして年収は496万円。総資産は600万円。

2022年43歳。

相場はインフレ抑制のための金融引き締めで右肩下がり。

びっくりするぐらい下がるのでつみたて投資を辞めて、年末に高配当株の日本郵船を200株購入した。

仕事は親会社の業績不振で夏ごろに勤める会社が売られた。ホワイト企業ではなくなり暗雲たれ込める。子供部屋を夏の終わりに出た。

年収は530万円。総資産は538万円と前年を割り込む。

以上が俺の投資を開始してからの5年間だ。

かつて俺は貯金は好きではなかった。毎月3万円貯金するとしたら年間36万円と結果は明確であり、低賃金の俺では大した資産にはならいのがつまらなかった。

しかし、投資は入金額よりプラスになる可能性があるということが励みになり、節約するのも嫌じゃなくなった。そのおかげでここまで増やせたのだと思う。

5年間の総収入約1900万円のうち500万円ほどが資産として残っているのは割と優秀な方ではないかと思う。

次の5年間でも最低500万円は資産を積み増して1000万円を目指すつもりだ。