44歳独身一人暮らし男の新NISAとiDeCoへの投資戦略

投資方針はiDeCoと新NISAへのつみたて投資のみとぼんやり考えていたのだけど、そろそろ仕事も決まりそうなので投資戦略について改めて考えてみた。ざっくり言えば投資額を今後は減らして最低限でいくということになる。

その方法と理由について説明しよう。

今年45歳の俺は現役生活が15年。延長再雇用してもらったら20年が残りの投資期間になると思っている。

その期間に投資するのはiDeCo月額2.3万円、新NISAのつみたて月額5万円だけにする。またiDeCoはナスダック100、新NISAのつみたてはFANG＋に投資する。（これまでは夏、冬のボーナス時期に30万円を追加してiDeCo以外に120万円を投資していた。）

よって新NISAへの投資は年間60万円なので新NISAの枠を埋めるには30年かかり、現役生活が15年か20年なので埋めきることは出来ないと考えているがそれで問題ないと考えている。

なぜなら俺は既に1000万円ほどの投資資産があるからだ。

先月末のiDeCo（ナスダック100）の評価額は103万円。

投資金額は毎月2.3万円でナスダック100の過去30年リターン13.1％、リスク24.1％でシミュレーションをする。NASDAQナスダック 100指数

15年後の予想資産額
18,434,239円

という結果になった。また、下位30％の結果を引いたら970万円ぐらいになる。

昨年3月にも同様のシミュレーションをしたのだが、ここ最近ナスダック100が爆上げしているおかげで1年前よりもリターンがめちゃくちゃ増えている。(あとナスダック100の過去30年のリターン、リスクを間違っていたっぽい。）

先月末のつみたてNISA（S&P500）の残高が342万円。
これをS&P500の30年リターンが10％、15.2％で計算してみると。S&P 500 (配当込み)

15年後の予想資産額
14,286,189円

となった。下位30％の結果を引いたら880万円ぐらいになる。

こちらも前回シミュレーションより大幅に上振れするシミュレーション結果となった。

過去のリターンを元にした捕らぬ狸の皮算用シミュレーションであるが、それを期待するなら既にある旧つみたてNISAとこれからも続けるiDeCo（ナスダック100）のつみたてだけで老後の資産は十分だと思える。(平均的なリターン予測3272万円、下位30％なら1850万円）

そこに追加で新NISAでFANG＋を毎月5万円積立購入していけば、俺は十分な資産を形成できると考えている。

FANG+の5年間のリターン17.12％リスク17.85％で計算すると、元金900万円、平均リターン3660万円、下位2485万円。まぁ、これは出来過ぎだと思うが。

なので新NISAを無理して埋めたりするようなことはしないし、状況によって新NISAへの投資を止めたりすることもあるかもしれない。

俺は特定口座で500万円近くのレバナスを保有しているが、それを売却して新NISA枠を埋めるという戦略もあるがそれはしない。

俺はナスダック100集中投資おじさんであり、ナスダック100の未来を信じている。それならば15年後にレバナスはとんでもない評価額になっているはずで、わざわざ普通のナスダック100に変える必要はない。(レバレッジなしのナスダック100＋非課税よりもレバナスの評価額の方が大きいと期待している。）

それにナスダック100よりヤバいFANG+に毎月投資しているので、もうこれ以上ヤバイ投資をする必要もないと考えているので特定口座のレバナスはそのままで置いておく。

今後お金が無くなって毎月のつみたて投資がキツイという状況になった時には売却してiDeCoと新NISAに振り替えをするということもあるかもしれない。

まぁ、レバナスはそのまま保有するという方針でいく。

今年で45歳色々身体にガタが来ているし、食えない、飲めない、勃起しないという3重苦が襲ってきつつある。そんな状況は今後も悪化するのは目に見えているので、今出来ることは今しっかりするべきだと思う。

俺は60歳の定年まで働くつもりだし、なんなら定年再雇用でも働くつもりなので早く資産を築く必要などない。だから今の楽しみにもしっかりお金を使っていく方向に舵を切ることに決めた。

人生は楽しむものであり、資産を作ることはその手段に過ぎない。大事なのは人生の楽しみなので、それを制限しない程度に投資をしていくつもりだ。

現在時点でキャッシング残高が165万円ほどあるので、余剰資金があれば借金返済に回すと思う。しかし、正社員登用されても初年度はボーナスは寸志で残業もほぼないようなので、余剰資金など期待できないので借金返済は再来年ぐらいまで持ち越すかもしれない。

現在はキャッシングの利率より株の評価額の上がりの方が大きいので株のままにしているが、状況によっては売却してさっさと返済すべきだろう。

細かい話を言うと借金100万円までは金利が8％、それ以上は18％なので100万円を超える部分だけさっさと返す予定ではある。